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診療・治療

「卵巣刺激update」プロゲステロンによる新しい内因性LHサージ抑制-PPOS

  • FUJI Infertility & Menopause News
  • 2022年7月
  • 「卵巣刺激update」プロゲステロンによる新しい内因性LHサージ抑制-PPOS
  • 山田愛 塩谷雅英

「はじめに」

Progestin Primed Ovarian Stimulation (以下PPOS法) は、プロゲスチンによってLHサージを抑制しつつ、FSH/hMG製剤によって多数の卵胞発育を期待する新しい調節卵巣刺激法であり、2015年にKuangらによって初めて報告された(文献1)。プロゲスチン内服という安価で簡便なアクセスでの調節が可能であり、当院を含め多くの施設が採用しつつある。

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