診療・治療
【発表の概要】
【目的】
当院では培養士が直接患者に説明する培養士外来を開設している。今回その現状を報告する。
【方法】
検討①2011年10月~2012年8月に培養士外来を受診した230人のA:妻年齢と採卵回数、B:所要時間、C:質問内容を集計した。
検討②2012年4~8月に培養士外来を受診した56人にアンケートを実施した。
【結果】
検討① A:妻の平均年齢は37.8歳、平均採卵回数は3.2回、B:平均所要時間は42.1分、C:質問内容は胚の状態についてが多かった。
検討②回収率は84.8%で、回答はA:受診後の感想は、とても良い73.2%、まぁまぁ良い25.0%、どちらでもない1.8%、B:培養士の説明は、とてもよく分かった76.8%、まぁまぁ良く分かった21.4%、どちらでもない1.8%であった。
【考察】
培養士外来は、患者にとって治療の一助となることが示唆され、培養士のモチベーション向上にも繋がると考えられた。