カウンセラー・ナースコラム

「赤ちゃんに病気がみられないかしら？」「自分や家族の病気が子どもに遺伝しないだろうか？」といったご心配をお持ちではありませんか？また、流産を繰り返す不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか？当院では、こうした方々の相談に応じるために「生殖に関する遺伝カウンセリング」を始めました！

当院の遺伝カウンセリングでは、専門の担当者が、以下のような方々に対応して、お一人おひとりの状況にあった情報を提供しています。難しい選択肢に直面した方々に対しても、それぞれの方々の価値観にあった将来の方向性を考えていただくことができるように、サポートしています。

・高齢妊娠が心配
・流産を繰り返さないだろうか？
・体外受精による赤ちゃんへの影響がないかどうか心配
・家族やご自身の病気が子どもへ遺伝する可能性は？
・遺伝子や染色体の検査で何がわかるのか知りたい、検査結果の意味がわからない
・羊水検査や母体血清マーカー検査を受けるかどうか悩んでいる

これから生まれてくる赤ちゃんに見られるかもしれない先天的な病気の心配や、家族やご自身の病気の遺伝に関する疑問に対応して、必要な情報をわかりやすく提供し、悩みや不安を整理していくお手伝いをします。具体的には、以下のようなことを行います。

・個人や家族の病歴をうかがって家系図を作成し、遺伝的な状況を把握します
・赤ちゃんや他の家族が病気を発症する可能性や、その病気の概要、病気に関係する染色体･遺伝子について情報提供します。
・染色体検査や遺伝子検査の選択肢について、情報を整理し、話し合います。
・妊娠や遺伝に関係した不安や、そうした問題をめぐって家族の間で生じがちな悩み事について、ゆっくりお話しいただけます。
・必要に応じて、他の専門家にもご紹介いたします。

１回の遺伝カウンセリングは約１時間、プライバシーの守られた面談室でゆっくりご相談いただけます。現在妊娠中の方もそうでない方も、ご夫婦や結婚前のカップルご一緒でも、おひとりでも、男性のみでも、他のご家族とご一緒にでも、どなたでもご利用いただけます。完全予約制ですので事前の予約が必要です。詳細は当院受付までお問い合わせください。どうぞお気軽にご相談ください。
 

遺伝カウンセラー　松田圭子