はなぶさコラムス
遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。
6月17日(木)に第8回『英の輪』を開催いたしました。
梅雨の晴れ間で快晴でしたが、参加人数は3名と少人数でした。
人数が少ない分いろいろとお話していただける会になったように思います。
話題に上ったことは…
周囲の理解…
治療中だと伝えることで、心無い言葉をかけられたりすることがなくなった。
同じ女性でも、心ない言葉をかけられ、辛い思いをすることもある…
夫には、何が辛く、しんどいことなのかは、言わないとわからない。
具体的な治療の内容や辛さを伝えることで理解してもらいやすくなるのでは。
治療について…
不育症の検査は、費用はかかるが対処すべきことが分かり受けてよかった。
採卵時に麻酔をしない場合もある。
など具体的な経験が話題になりました。
治療に成功されたご友人の話もありました。
アンケートでも「成功例を聞きたい」というご意見を頂きました。
他の患者様の経験を聞くことで、参考にしたり勇気をもらえたりと
ご自身の治療に役立てていただけるのではないかなと感じました。
『英の輪』が、少しでも皆さまの力になればと心より願っております。
今回、ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
臨床心理士 西川香代子