英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

理事長コラム

はなぶさコラムス

当院理事長 塩谷雅英が毎日の診療の中、見えてきたこと、皆様に是非お伝えしたいことなどをつづったコラムです。

第57回 インフルエンザについて(2011年3月)

インフルエンザの季節がやってきました。これから妊娠をお考えの方や現在妊娠中の皆さんは、もしインフルエンザに罹ったらどうしたらよいだろう、とご心配されていることと思います。つい先日、日本産科婦人科学会は新型インフルエンザを発症した妊婦163人を調査し、妊婦さんがタミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬を服用しても、赤ちゃんへの悪影響は確認されなかったとする調査結果を発表しました。そして、「妊娠中は抵抗力が衰えるため、新型に限らずインフルエンザは妊婦にとって危険。また高熱は胎児に悪影響を与えるため、早めに抗インフルエンザ薬を処方してもらってほしい」と推奨しています。ご参考になさってください。ただし、インフルエンザは予防が大切です。外出から帰宅した際などには、手洗いやうがいを忘れないようにしたいものです。

院長 塩谷雅英

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