英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

カウンセラー・ナースコラム

はなぶさコラムス

遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。

ナース:第47回『英の輪』を開催いたしました(2013年10月)

10月17日(木)に第47回『英の輪』を開催いたしました。
今回のテーマは『治療に落ち込んだ時、みんなどんなふうに気持ちを切り替えているの・・・』でした。

【話題に上がったこと】
(治療について)
*タイミング⇒AIH⇒FTを急にステップアップしていき、治療と仕事とのバランスが取れない。
*採卵周期に入り、見えている卵胞がすべて育ってくるとお腹が張ってくるとDRに言われて本当なのかと思っていた。実際、お腹が張って大変だった。とにかく辛かった。
*中学の時に風疹に罹っていたので、風疹抗体は持っていると思っていた。抗体値が低く、ワクチン接種をした方がいいと言われ、治療のスケジュールが変更になった。
*AIH前に排卵検査をしても、反応が悪く排卵日がわからない。

(体つくり、体質改善について)
*もともと漢方薬に興味があるので、漢方の先生の所に相談に行っている。
*夏場でも綿の腹巻は常用している。これから冬場になり、腹巻パンツも検討している。
*岩塩を入れたお風呂に入って、血流が良くなるよう心掛けている。
*鍼灸に通っている。

(仕事について)
*仕事を辞めて、社会との交流が全くなくなってしまい、ストレスを発散する場所がない。
*仕事をしないで治療に専念すると仕事をしていた時より、ストレスがたまるような気がする。ストレスを発散するにもお金がかかり、経済的に厳しい。
*仕事開始後の移植になるが、スケジュールが合うか心配である。

(夫、周囲との関係)
*気持ちよく通院し、治療を受けたいが、些細なことで夫にあたってしまう。
*夫とはお互い相手に当たらないようにしていて、表面的にはうまくいっているが、それはそれでストレスもたまっている。
*夫のキャリアアップのために仕事や趣味を諦め、転居した。転居先では周囲となじめず、経済的な問題もあり、再度転居することも難しい。趣味の再開も経済的理由で難しい。
*子供もいなくて、仕事もしていなく、昼間家にいると周囲から監視されているような気がする。引越しようと思った矢先に治療のステップアップになり引越も中断している。
*予定通りに移植をすると妊娠判定がお正月明けになり、年末の実家の大掃除が手伝いにくかったり、年始の親戚の集まりでお酒の相手ができなかったりと気を使うことになる。実家や親戚との関係は本当に難しいと思う。

(待合室で)
*7Fで診察や採血を待っているときは、隣の人に話しかけることもできず、友達はできないが、「英の輪」「スマイルビクス」などで知り合いが増え、話をする友達ができた。その時、その時で気持ちの抑揚があるので、同じ立場の人と話すのが一番気持ちが楽になれる。

【まとめ】
本日は、初めて参加された方、治療を初めて間もない方が多く、今までとはメンバー構成も少し変わっていました。これからの治療に対する不安を経験されている患者様が患者様の目線で答えられることもありましたが、オブザーバーとして参加している看護師がお答えをする場面も幾つかありました。また、タイミング法でご妊娠され、流産を経験された方もいらっしゃったので、妊娠できた時の不安や期待などお話もありました。
良い卵を得るには体質の改善、とりわけ、これからの季節は血流を良くし、冷えを防ぐにはということで、アロマでリラックスすること、お風呂で温まること、腹巻で冷やさないことなどの話題も大変盛り上がっていました。

季節は冬に向かって一直線。同じ悩みを共有することで、心を温めてみませんか?
当日参加大歓迎ですよ~(^O^)
看護師・遺伝カウンセラーともお待ちいたしております。

治療がちょっとしんどいかな・・
こんな時みんなどうしてるんだろう・・
みんな・・気持ちは同じです(*^。^*)

『英の輪』で、みんなでお話ししましょっ!!
これからも『英の輪』がみなさまにとって心温まる場となりますように・・・(*^_^*)
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

看護師 豊 和美 ・藤田 陽子hanabusanowa-toyosan.pnghanabusanowa-fujisatsan.png

 

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