英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

カウンセラー・ナースコラム

はなぶさコラムス

遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。

ナース:第44回『英の輪』を開催いたしました(2013年7月)

7月18日(木)に第44回『英の輪』を開催いたしました。
今回のテーマは『不育・流産経験のある方でお話ししませんか』でした。

 【話題に上がったこと】
(治療について)
*生活が治療中心になっている。
*お金の負担が大きいので、保険適用にしてほしい
*先生が忙しすぎて聞きたいことが聞けないことがある
*注射や時間の指定がある内服、薬の投与など治療に縛られた生活がストレスになっている
*後で後悔しないために、治療を頑張っている 
*治療終結を考えているが後もう一回体外受精をすれば妊娠できたのではないかと、後で後悔したくない

(ストレスの発散について)
*ストレスはあるが、妊娠したい気持ちがあるから治療を頑張れる
*ストレスがない程度に治療を頑張っていきたい
*三宮に来るときは、診察や治療だけでなく、帰りにおいしいものを食べたり、足つぼマッサージなどストレス解消に努めている

(生活全般・体質改善)
*注射よりサプリや食生活、漢方など自分に足らないものが知りたい
*1回始めたサプリや漢方などは辞めるのが怖いが続けていくにはお金もかかるhimawari130816.jpg
*いい情報は少しでも取り入れたいが、どれが効いているのかわからない

(周囲との関係)
*同じ時期に結婚した弟が直ぐに妊娠したことが素直に喜べなかった
*妊娠出産した人が身内になるほど、気持ちが複雑になる
*夫の兄弟より自分の姉妹の出産の方が嬉しさもあるがショックも大きい
*電車の中で、赤ちゃん連れの人ばかり見てしまう

(気持ち)
*子どもが出来ないことにも人生において意味があるのではないかと思うようになった
*友人の妊娠が素直に喜べない自分に悲しくなる
*治療を頑張ってできなければ辛いけれど、二人だけの生活でもいいと割り切れた

(子どもがいても苦労はあると思う)
*気持ちのアップダウンが激しく、気持ちのコントロールが出来ない
*治療をしていて一番辛いときは、判定日。治療をしているからこそ期待が大きい。市販の判定薬で事前に調べてマイナスとわかってはいても、もしかしたらという期待があった判定日に、直前に診察室から出てきた人が偶然妊娠されていたことがあり、ショックが大きかった。
*もっと健康で妊娠できる体に産んで欲しかった。
*タイミング法で治療を続けているが自宅で判定するたびに、ご主人に「自分が原因で申し訳ない」と謝られるのが辛い
*経済的なこと、精神的なこと、必ず妊娠するという保証がないことを乗り越えて治療を続けていくことが大変と感じる
*試験勉強は頑張れば成果がでるけど、不妊治療はそういうわけにはいかない

(仕事)
*治療費ために仕事をはじめた
*治療で急に休む事があり、仕事先に迷惑をかけるので仕事を辞めた
*仕事をしていれば、治療について考えない時間が出来るので仕事をはじめた

【まとめ】
照りつける真夏の太陽の下、英の輪にご参加していただきありがとうございました。
今回は、皆様それぞれの治療や周りの環境、お立場などのお話をされ、情報やお気持ちの共有をされていらっしゃいましたね♪

当日参加大歓迎ですよ~(^O^)
看護師・遺伝カウンセラーともお待ちいたしております。

治療がちょっとしんどいかな・・
こんな時みんなどうしてるんだろう・・
みんな・・気持ちは同じです(*^。^*)

英の輪で、みんなでお話ししましょっ!!2人目不妊の方のご参加もOKですよ。
これからも『英の輪』がみなさまにとって心温まる場となりますように・・・(*^_^*)
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

看護師 豊 和美 ・藤田 陽子hanabusanowa-toyosan.pnghanabusanowa-fujisatsan.png

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