はなぶさコラムス
遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。
先日8月24日に第4回英の輪を「不育症」をテーマに開催致しましたので御報告致します。
当日は、5名の方にお集まり頂きました。
流産手術の苦痛やつらさ、
妊娠発覚後の検診への恐怖やトイレに行くことの恐怖(出血の不安)などが話題となりました。
また、治療を諦めかけたとき、
当院の七夕飾りを見て再び頑張ろうと思えたというご意見や、
繰り返す流産のつらさで「もう治療は止めよう」と思っても
「やっぱり子どもが欲しい」という想いで頑張っているというご意見もありました。
他には、落ち込むときは自分の気の済むまで落ち込むようにしているというご意見や、
経験した人じゃないと本当のところは分からないので、夫でさえ分かってもらえない。
分かってもらおうとして分かってもらえないとケンカになる。
結局は自分との闘いなのだというご意見もありました。
皆様から頂きましたアンケートでは
・ 同じことで悩まれている方の意見が聞けてよかった
・ また頑張ってみようと思った
・ 参加してよかった
というご意見を頂きました。
今回ご参加頂き、貴重なご意見を下さった皆さま、本当にありがとうございました。
臨床心理カウンセラー:梅村春奈