漢方・ヨガ・アロマの部屋

みなさま　はじめまして。
只今、ん～……パソコンとにらめっこしています。「題名は何にしようかしら？」 初めてにしては、刺激的？な題名を付けてしまいましたが、私はこの精油がとっても好きです。是非、ご紹介させてくださいね。

「花の中の花」イランイラン。
熱帯地方に生息し、エキゾチックで大きく黄色い花は、官能的で濃厚な香りを放ちます。 なんとっ！１００ｍ先でも香るぐらい強い香りだと言われているのです。 このアジアンチックで異国の香りを連想させる精油に、私は魅せられました。 香水の原料としても使われ、みなさまご存じの「ＣＨＡＮＥＬ　NO.5」や「Christian Dior　Poison 」にも入っています。また、インドネシアでは結婚式の夜、ベッドにイランイランの花をまき散らし、初夜を迎えるという美しい風習もあります。 どんな香りなのか、そろそろ気になってらっしゃいましたか？

それでは、知られる効果や作用についてお話していきましょう。
イランイランは催淫作用があると古くから考えられています。催淫作用は「リラックスさせる」、「精神を高揚させる」の両方の作用と官能的な香りから生まれる作用です。性に関する慢性的な恐れや不安を抱え、自信が持てないとき、インポテンスや不感症などの手助けしてくれます。親と子供、恋人同士、夫婦…、人 と人の間にスキンシップはとても大切な、コミュニケーションの一つです。お休み前に、精油を落としたオイルでお互いにマッサージしあうことも、心豊かな時 間を過ごす方法の一つでしょう。そして、ホルモンバランスを整えたり、子宮を強壮する特性もあり、PMS（月経前緊張症）、更年期障害や産後の憂鬱にも効 果があるとされています。

また、「気持ちの真空状態」を満たして、幸せな気分にしてくれますので、うつ状態、無気力状態にある人に対して、そこから脱する手助けとなるでしょう。 さらに、薄い濃度では、鎮静作用があり、脈拍を整え、血圧のバランスを整えてくれます。 ※１滴でも強い香りがしますので、濃度にはご注意ください。 さらにもう一つ！この精油は用途が広く、皮脂の分泌バランスを整え、皮脂肌でも乾燥肌でも有効です。頭皮に対して強壮、刺激の効果があり、ヘアを成長させてくれるという特徴もあります。私は、無香料のシャンプーやリンスにイランイランの精油を落として使っています。自然派な香りに毎日癒されています。

これから毎月、精油を１本ずつご紹介して参りたいと思っています。ご質問や精油のリクエストがあれば、お声を掛けて下さいね。４階待合い室でお待ちしております。

アロマケアルーム「ナチュラルフローラ」
ＡＨＣＰ認定プロフェッショナルアロマセラピスト
木村　浩子