はなぶさコラムス
遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。
先日6月8日に第2回英の輪を開催致しましたのでご報告致します。
当日は14名の方にお集まり頂きました。
持ち上がった話題のテーマは、
・ 今悩んでいること
・ 卵子の質について
・ 夫との関係について
・ 自己注射について
・ どうしたら着床するのか
・ 年齢と治療について
・ 不育症について などです
話された話題の一例
・ 自己注射は「怖い」という理由だけで躊躇っているなら、一度トライしてみる価値がある。
自分でやったほうが痛くないし、クリニックで待つこともないし、交通費も浮く!
自己注射経験者の方から「一度やってみるべし」という強いアドバイスがありました。
・ 着床については、
ある方はその経験から精神的な健康さがとても重要であるのではないかと仰っていました。
メンタル的に癒されたり、リラックスしたりなどストレスの軽減の重要性が話題になりました。
始めはお互い知らなかった方々が、英の輪が終了した後には、
自主的にコミュニケーションし情報交換をされていました。
今回の英の輪のテーマで、一応の「答え・解決」がみられたのは、
自己注射のテーマだけでした。
それ以外のテーマについては、様々な意見やアドバイスが出ましたが、
何らかの答えや解決が出るものではありませんでした。
しかし、誰かに話し、または誰かの意見を聞きくということは、
その場で自分が受け入れられたという体験となります。
このことはとても重要なことです。
今回は話題に出来なかった「不育症」、「年齢と治療」については後日日を改めて開催したいと思います。
今回ご参加頂き、貴重なご意見を下さった皆さま、本当にありがとうございました。
最後に:これらの会や、ご意見はドクターに確認した意見ではありません。
なので人によって違ったり、個人差があったりします。
そのことをご了承の上、ご理解頂けたらと思います。
臨床心理カウンセラー 梅村春奈