英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

カウンセラー・ナースコラム

はなぶさコラムス

遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。

ナース:第20回『英の輪』を開催いたしました(2011年7月)

7月21日(木)に第20回『英の輪』を開催いたしました。

今回も前回にご好評をいただきました『40歳以上の方集まれ~』というテーマでした。
  
(治療について)
・治療をどこまで続けるべきか。
・期待を持ちすぎると不成功におわった時のショックが大きい。
・時間が限られてきている。傷ついている時間がない・・・
・年齢因子が気になる・・・
・可能性がある限りがんばりたい。
・治療内容について(ART)。
・周囲に治療をしている人がいないため、わかってもらえない・・・
・治療のステップアップ時に迷ったり悩んだりしてきた。
・みんな普通に子どもがいるのに・・・
・お金のやりくりはみんなどうしてるの?
・今までの治療経験や内容。
・治療方法について、他の人はどうなのか。
・治療と仕事の両立。
・卵子提供を考えている。(夫の遺伝子が入った子どもを産んであげたい)
・養子縁組について。

(今後への思い)
・老後のことを考えると、不安になる。
・子どもがいない人生を受け入れられるのか、卵子提供をするべきなの?
・今後子どもを産んでも、体力の事を考えると育てていけるのか。

(夫や周囲との関係)
・自分の気持ちを夫にぶつけてみる。
・何度も話かける。(どれだけ自分に子どもが欲しいのかをわかってもらう。)
・治療を真剣に考えてくれるようになった。
・「治療をやめたい・・」と夫に言ったら、「もう少し一緒にがんばろう」といってくれた。
・同じ不妊治療していた友人が妊娠したと聞いた時、素直に喜べない自分がいた。
・夫は子どもが大好きなので、卵子提供まで考えなくてはいけないの?

今回も前回と同じテーマで開催させていただき、たくさんの方々に集まっていただきました。
内容につきましては、「卵子提供」「養子縁組」などのお話もありました。
メディアも現在取り上げている分野でもあります。
他の方達は今どの治療に取り組んでおられるの・・などが一番気になるところのように感じました。
それぞれの思いを『同世代』でお話しをしたり聞いたりすることで治療の情報やそれぞれの思いをみなさんで共有することができ、悩んでいたことが自分だけではなかったと感じていただけたように思います。

これからも『英の輪』がみなさまにとって心温まる場となりますように・・・(*^_^*)

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

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看護師 豊 和美
     藤田陽子
 

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