はなぶさコラムス
遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。
3月17日(木)に第17回『英の輪』を開催いたしました。
今回は『私の気分転換の方法』というテーマでした。
「1時間ウォーキングしている」
「フラダンスを習っている」
「スマイルビクスに参加している」
など運動面での話がありました。
それ以外に…
「今までの治療経験」
「現在の治療状況」
「採卵の際の麻酔について」
など、治療方法や治療内容について「私の場合はこうだった」ということが多く話題になりました。
治療方法が「絶対こうでなければならない」というものではないだけに、
「選択できるが、決断することはしんどい」
というご意見をよく耳にします。
そういったしんどさが「他の人はどうなのだろう?」という思いにつながるように思います。
人の話をきくだけで決断に迷いがなくなるわけではないかもしれません。でも他の人も同じように悩んだりしんどい思いをしていることを知り、また、自分の思いを話すことができることでわずかでも気分を楽にしていただけたように思います。
これからも、『英の輪』が患者さまの心の休まる場としてお役に立てることを心より願っております。ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
臨床心理士 西川香代子