はなぶさコラムス
遺伝的要因から不妊のカウンセリングを行う遺伝カウンセラー、心の専門家である心理カウンセラーからお届けするコラムです。 遺伝カウンセリング、心理カウンセリングの予定はこちらからご覧頂けます。
9月16日(木)に第11回『英の輪』を開催いたしました。
テーマは「私の気持ちの切りかえ方」でした。
話題になったのは…
・ 治療が上手くいかないと落ち込むが、それは自分だけではないか?と思う。
・ 周りにつらさを理解してくれる人、話せる友人が少ない。
・ 「前向き」にはなれなくても「笑う」ようにしている。
・ いつまで治療を続けるか悩む。
・ 当院で出来た友人と話すことで楽になる。
・ 治療にかかる費用、経済的負担が気になる。
・ 夫との治療に対する思いの温度差がある。
などでした。
「反論や意見はいらない。黙って聴いて欲しい」というご意見が印象に残りました。
気持ちをすっきり切りかえる魔法はなかなか見つからなくても、
同じ立場の方と気持ちを共有することで少しでも気持ちが楽になっていただけるように思います。
これからも『英の輪』が、少しでも皆さまの力になればと心より願っております。
多くの方のご参加を次回もお待ちしています。
今回、ご参加いただいた方々、ありがとうございました。
臨床心理士 西川香代子